家の外へ出るチャンスがあまり多くない、日の出から日没まで座りっぱなし…。カラダをそれほどまで動かさないライフスタイルというのは、筋力の落ち込みを招きがちになります。時間がとられることもなく、効率的に筋肉をパワーアップすると高い評価を得ているのが「プランク」なんです。プランクというのは、カラダの中心部である体幹のパワーをパワーアップさせることによって、姿勢が良くなる、おなかが引き締まる、基礎代謝が高まるなど、たくさんの効き目があると言われています。こういったカラダの変化に共通する決定的な原因が「筋力の落ち込み」なんです。トレーニング不足が続いたり、お出かけ自粛やリモートワークなどによってライフスタイルでの運動量が低下したり、身体を動かすということがそれほどなければ、筋肉も使用されなくなるので、ジワリジワリと衰弱してしまうことになるのです。
その上筋肉量は加齢現象と並行して少なくなっていくのです。意図的に筋肉を使用しない状態で年齢を積み重ねていきますと、筋力がダウンするリスクというのは、より高くなると言われています。カラダのエネルギー消費と関連する基礎代謝量というのは、筋肉の量に比例して増減するものです。筋肉量が多くないと基礎代謝量にしても少なくなり、消費エネルギーがなくなっていきます。食事による摂取エネルギーが消費エネルギーを上回ることによって、体重が増えやすく痩せにくいカラダになってしまうということが懸念されることになります。
トレーニングと言ったらムキムキにパワーアップするイメージを抱く人もいらっしゃるようですが、それほどまでハードルが高いトレーニングというのは、必要ではありません。一番初めに挙げたようなカラダの変化などをガード・正常化し、基礎体力をキープするためには、腹筋や背筋、背骨を支える筋肉などをメインとした「体幹」をレベルアップするだけのことで、十分な効果が見られるでしょう。