ロレックスなど機械式腕時計の動く仕組みを再確認hしておきましょう。
機械式腕時計はゼンマイがほどける力を利用して、それを調速しながら針を動かしています。
ゼンマイを動力都市、脱進機によって針の動きを制御しているのが機械式腕時計です。
このゼンマイはリューズで巻き上げられてパワーを蓄えます。
このゼンマイが元に戻ろうとする力が歯車機構(輪列)を回して時計が初めて駆動します。
しかし、そのままではゼンマイは瞬時にほどけて猛スピードで輪列は回転してしまいます。
これを脱進機と調速機が制御します。
このエネルギー源は超シンプルなゼンマイですが、複雑な仕組みの脱進機と調速機が歯車の軸に取り付けられた腕時計の針を、それぞれの針を正しい時刻を刻むようにしているのです。
このゼンマイの巻き上げを手動で行うのが手巻き機構
ムーブメント自体に取り付けられた回転錘(ローター)でゼンマイを巻き上げるのが自動手巻き機構です。
この複雑な仕組みの自動巻き機械式時計ですが、さらにそれを進化させたのがクロノグラフと言われるタイプです。
クロノグラフというたくさん?時計の針にそれぞれの機能を持たせたものです。
ただでさえ複雑な仕組みの機械式時計で当時クロノグラフ機能を持たせることは至難の業でした。
今ではロレックスの「デイトナ」
ゼニスの「エツ・プリメロ」
ホイヤー
ブライトリング
ハミルトン・ビューレン
デュボア・デブラ
さまざまねメーカーが自動巻きクロノグラフの開発競争にしのぎを削っています。
しかし、意外や意外
最初に機械式腕時計のクロノグラフを開発したの日本のセイコーだったんです。
セイコーの「ファイブスポーツスピードタイマー」は1969年に発表した自動巻きクロノグラフCal.6139を搭載していました。
その画期的技術は世界的にもすごかったんです。
機械式クロノグラフの腕時計ではセイコーはあまり有名ではありませんが、このあたりのことは腕時計ファンなら知っておいて欲しいところです。
ロレックス つけてないと止まる